【まとめ】ベトナム株式投資の魅力と、気をつけたいポイント

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皆さんの中には、新興国といえば距離的にも近いということもあり、東南アジアを意識される方も多いと思います。

 

今回は代表的な新興国であるベトナム株式市場について検証していきたと思います。

 

経済発展の条件を満たしているか

まず基本となる人口構造ですね。日本の経済発展も終戦期に産めよ増やせ1億人時代に大量に出産したことが、将来の爆発的な経済成長に繋がっています。

 

私も祖父は7人兄弟です。当然働き手が今後大きく増えるのであれば、大きな成長が見込まれます。

 

現在のベトナムの人口ピラミッドは以下のようになっています。

(参照) Population Pyramid.net
https://www.populationpyramid.net/viet-nam/2017/

 

綺麗な形ですね、Volume Zoneが10代後半から30代前半なので今後20年から30年は、現在の労働力が洗練化されながら労働人口が増えていくという形になっています。

 

次にこの人的資源の質についてですが、日本が発展した理由に日本の教育水準の高さがあります。

 

日本はマッカーサーも驚愕するくらいに、脅威の識字率99%を誇っており、また論語と算盤教育により基本的な教育水準が非常に高かったという点が、その後の科学技術の発展に寄与しています。

 

人口が理想的なピラミッド構造を誇っているアフリカ諸国がいまいち発展できないのは、この点つまり教育水準の低さが大きく寄与しています。

 

ベトナムは識字率は93.4%、義務教育である中学までは基本的に全員が通っているというところからこの点も問題ない水準かと思います。

 

経済成長は持続的か

まずは近年の成長率をご覧ください。

非常に堅調ですね。

(世界経済のネタ帳)
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?d=NGDP_RPCH&c1=VN

問題はこの成長が持続可能かということですが、現在大卒の初任給が5万円以下と依然として安く、将来バングラディッシュ等の更に安い賃金の国にとってかわられる可能性は高いですが、暫くは大丈夫だといえそうです。

 

 

産業構造が偏っていないか

ロシアやサウジアラビアのように極端に資源に産業構造が偏っている場合は、原油価格下落のようなショックに耐えられません。

 

ベトナムの産業構造のバランスがどのようになっているのかを見てみますと以下のようになっております。

ある一つに偏っているわけではなく、バランスのいい産業構造といえますね。

ベトナムといえば製造業偏重から思われている方も多いと思いますが、意外にもサービス業が大きなPortionを占めていることがわかります。

 

次にGDP成長に占める寄与度ですが、大学で経済学部だった方は思い出してほしいのですが、GDPは個人消費、民間支出、政府支出、純輸出(輸出-輸入)で構成されます。

国内景気の浮揚を伴った上昇の場合は個人所費の寄与度が大きく、ベトナムもこの傾向が見て取れます。


(経済産省)http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2016/2016honbun/i2420000.html

 

貿易偏重の成長かと予想していましたが、意外と成長Driverは国内需要拡大ということが分かり、健全な経済成長を行っているといえます。

 

ベトナム株は割安かどうか

ベトナムの株式市場のPERは現在20近くです。そして最近急速にあがってきています。

このPERというのはPrice Equity Ratioというもので、

時価総額(株価×発行済株式数) ÷ 税引後純利益 で算出されます。

 

この指標は分かりやすくというと、自分の持っている株の元本を何年間で稼ぎ出してくれるかということを意味しています。

 

PERが低ければ低いほど割安な銘柄が多いということを意味します。

 

因みに標準的なPERは14倍から16倍となっており、日経平均株価なんかは16倍程度にとなっています。

 

新興国のような成長余地が高いような株式市場では分母の利益が年々伸びていきますので、20倍程度であれば想定内の数値といえるでしょう。

 

ベトナム株式市場の購入方法

いままでの議論からベトナムの株式市場は今後堅調に伸びていくことが想定される魅力的な株式市場であることが分かります。

 

ベトナムの株式市場へのアクセス方法は二つあります。

 

株価指数連動型の金融商品を購入

 

一つ目は株価指数に連動するETFや投資信託を購入することです。

 

ETFは取引時間中に普通の株式と同様に売買が出来ますが、投資信託は購入申し込みの翌日、解約申し込みの翌日に執行されるという性質の違いはありますが、指数に連動する目的で運用されているという点では同じです。

 

これらの取引手法の欠点は売買手数料と株価指数への連動率に低さです。

 

売買手数料については売買2%程度、つまり1取引で4%と地味に馬鹿にできない程度に大きいですが、本質的に重要なのは後者です。

 

原因は不明なのですが私がETFや投資信託を購入した経験上、全く株価指数と連動しないという経験を何度も味わっております。

 

証券会社に問い合わせたこともありますが、指数構成銘柄組み換え時や、解約購入時のポートフォリオ組み換え時のコストにより連動と乖離しますが、連動することを目的と最善の努力をしておりますという納得しかねる回答が返ってきました。

 

それ以降、これらの指数連動型のETFや投資信託に私自身投資することは差し控えております。

 

個別銘柄への投資

ベトナムへの個別銘柄の投資は日本の個人投資家からも可能で、SBI証券で実際に取り扱っています。

 

然し、この投資手法も難点が二つあります。

 

一つは売買時の手数料が往復で4%発生することです。これは投資信託やETFと同じですね。

 

つまり4%以上値上がりしないと損失が発生するという点です。

然し、当然魅力的な株式市場なので今後倍々で伸びていく銘柄も多く存在しているので、銘柄選択さえ間違えなければ、基本的には且つ可能性が高い投資といえるでしょう。

 

 

二つ目は銘柄選択の難しさです。

 

当然聞いたこともないような企業の、英語の財務諸表を分析しなければいけませんし、

日本の株式市場の銘柄分析ですら難しいのに、一段と難易度はますでしょう。

 

株式投資に自信があり、経験も実績もありましたら個別銘柄での投資をオススメしますが、そうでないのであれば超長期投資として長いトレンドに乗っかる為にETFや投資信託に投資して寝かせておくことをオススメします。

 

 

ベトナムより更に魅力的なイラン株式市場

ベトナムが魅力的な株式市場であることは疑いようはないですが、更に魅力的な市場が存在します。

 

それはイランの株式市場です。

 

イランは中東最大の人口を有し、更に人口ピラミッドもベトナムとほぼ同じ形態、産業構造も現在はエネルギー偏重型ではなく自動車等の成長産業も芽生えてきているという非常に魅力的な市場となります。

 

更にベトナムより圧倒的に魅力的な点があります。それはPERが5-8倍と非常に割安に評価されているという点です。

 

 

 

割安に放置されている理由は二つあります。

一つは欧米からの経済制裁によりイラン株自体が投げ売りされた為です。

そして、その重しとなっていた経済制裁も緩和され、これから割安に放置されていた株式市場の再評価が行われていることが見込まれます。

 

二つ目は投資の参入障壁の高さです。

ベトナムのような株式市場では世界にオープンに開かれている為、外国人からの資金が流入しやすくなっています。実際にベトナムの株式市場は海外勢が大きく買い越しています。

 

然しイランの株式市場に投資できる海外の個人と企業はたった1000しかなく海外からの資金が流入していないに等しい状況です。尚且つ海外の投資家が流入していないことにより、適切な分析がなされていないという点も割安に評価されている理由となっています。

 

私も色々と証券会社を調べてみましたが、イランに対しての分析はなく、そもそも指数であっても投資できる証券会社はありませんでした。

 

イランの株式市場の魅力に関しては以下に詳しく纏めておりますので参照下さい。

新興国への投資の中でも、イラン株への投資が特に熱い理由を詳しく解説する。
【まとめ】イラン株に投資する際におさえておきたいリスク (政治編)
【まとめ】イラン株に投資する際におさえておきたいリスク (経済編)
イラン株投資の魅力を個別銘柄を用いて解説する。①
イラン株投資の魅力を個別銘柄を用いて解説する。②

 

イラン株式市場への投資手法

イラン株式市場の魅力については説明しましたが、1000名しか投資の権利を持っていないのに、どうやって投資するの?

 

という疑問がわいてきたと思います。

 

簡単な話です、この1000名に乗っかればいいのです。

なんと日本に現時点でこの投資許可を取得している投資ファンドはたった1つしか存在しています。

 

しかも、この投資ファンドは日本での割安銘柄投資に実績があり年率20%程度の運用成績を上げているファンドです。

 

圧倒的に魅力的な株式市場で、詳細な財務分析を行い厳選した銘柄に投資を行うことで爆発的な利益を勝ち取ることができます。

(参照)
魅力的なイラン株に投資するのはどうすれば良いのか、方法を説明する。

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