ソフトバンクの有利子負債が13兆8247億円と巨額に (2018/05/09)

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こんにちは!

またまた雑記ブログです。今日Twitterを眺めていたら、ソフトバンクの有利子負債の金額についてのニュースをみて驚愕したので、少しみてみました。

約14兆円といえば、日本の国家予算の1/6~1/7の金額です。

私が総合商社に勤務していた時からソフトバンクは競合他社であると言われていました。

つまり低金利の円を売って、外貨を獲得して、その外貨で海外の株を買って事業価値をあげるという事業投資会社なのです。

ソフトバンクといえば携帯事業のイメージがありますが、もはや事業会社ではなく投資会社ということを見誤ってはいけないということですね。

有利子負債は増加していますが、それは海外に投資する為の資金で結果的に営業利益は以下のように指数関数的に上昇しています。


(参照:ソフトバンク決算資料)

それでは最初に紹介した有利子負債が返済可能なものなのかという点について分析していきたいと思います。

因みに13兆8247億円の有利子負債は固定負債ですが、流動性負債のなかの短期借入金3兆2170億円を組み合わせると合計約17兆円になります。

一方資産の方は、以下のように現金同等物の資産が6兆円あります。

つまりネットの負債は11兆円ということになります。

では毎年のキャッシュフローなのですが、通信事業で安定して5000億円以上稼ぐ基盤が整っていると発表しており、単純に計算すると11兆円を返済するのに22年かかります。

ただ銀行としては、寧ろ返済されるよりは毎年金利を支払って貰う方が嬉しいので、支払い金利を確りと賄えるのかという点が重要になってきます。

その為、営業キャッシュフローについて見てみましょう。

支払利息5400億円をしはらっても、営業キャッシュフローは1兆円のプラスなので余裕で支払い利息を賄えています。

確かに借入金額は巨額ですが、安定的なキャッシュフローが見込める通信事業もあり、現在営業キャッシュフローは大幅なプラスであることから倒産の可能性は低いといえるでしょう。

むしろ、積極的に低金利の円を売って有望な事業投資を行っているソフトバンクは日本の巨大投資ファンドとして今後も頑張っていただきたいと思います。

 

 

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