バフェット流の銘柄選手法②:消費者独占型企業はどのような分野に存在するか

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前回バフェット流の銘柄選択手法①:概念編でバフェットが選好する企業は、消費者独占型の企業であると書きました。

おさらいの為に簡単にかくと、消費者独占型企業とは継続的な設備投資を行う必要がない大きなブランド力をもった商品・サービスを販売している企業としています。

バフェット氏は消費者独占型企業は一旦、持続的な競争力を獲得するとビジネス環境に大きな変化が発生しない限り、その地位が大きく揺らぐことはないとしています。

ではこのような企業はどのような分野に存在しているのかという点について、詳細に見ていきたいと思います。

ブランド力のあるリピート型の商品

ブランドがありリピートする商品というのは継続的い利益を生み出し続けます。このカテゴリーにはどのような分野が当てはまるかを詳細にみていきましょう!

ファストフード

バフェットといえば、マクドナルドやコカコーラといったファーストフード銘柄と商品が大好きで、コカコーラとマクドナルドのハンバーガーを大好物として商品としても愛用しています。

バフェット氏はファーストフード程、人々が繰り返し食べるリピート商品はないと言っています。確かに無性にフライドチキンを食べたくなったり、吉野家の牛丼食べたくなったりしますよね。

全国規模のチェーンと高度な物流ネットワークが、マクドナルドやKFC等の持続的なブランド力と競争力を支えています。

因みにバフェットはマクドナルド大好きですが、日本のマクドナルドは2000年代にブランド戦略を間違って、落ち目ですね。ここでいうマクドナルドというのは米国のマクドナルドです、

これらの企業は長年同じ商品を提供している為、前回のべたような設備投資にお金はかかりませんので、売上高利益率も高く尚且つ不況にも強いという特典までついてきます。

不況だから牛丼食べるのやめよーとはなりませんよね笑

寧ろ不況だから吉野家にするか!ってなるのが人間の心理だと思います。

特許の処方薬

特許を有している処方薬は特許という参入障壁をもっており、尚且つ患者は医者がすすめた薬を飲む以外に選択肢はないので、高い利益率を確保することができます。

これらの企業は特許が続く限りにおいて、消費者独占的な強みをもっているということが出来ます。

飲料

バフェットが大好きなコカ・コーラのコークや、アンハイザー・ブッシュ社のバドワイザーなどです。

コカ・コーラにいたっては80年間同じものを作り続けていますからね。設備投資はかかっていないといって過言でないでしょう。

そしてアメリカで消費される清涼飲料の30%のシェアを持っています。

道理で太るわけですね、アメリカ人。確かに、アメリカに旅行に行ったとき、コカ・コーラが選択肢として入っていないレストラン、ファストフードはありませんでした。

アメリカ人の頭の中はジュース=コカ・コーラなのでしょう。

トイレタリー・家庭用品

歯磨き粉、石鹸、シャンプー、洗剤、カミソリ等々ですね!

P&Gやジレットなどは、長年すこしの改良を加えただけで、同じような製品を売り続けています。しかも絶対に必要な製品ですからね。

収益率が高い、負債が少ないという消費者独占型企業の要件を満たしております。

衣料品

リーバイスやナイキやノースフェイスとかですね。

衣料品はブランド力んいよって、高い価格設定を行うことが出来ます。特に和歌山県出身の私に東京にいった祖父が、アメリカのナイキって有名なとこの靴かってきてやったぞ!と目を輝かせていってきたのは痛烈な印象を私に残しています。

同じような靴が靴流通センターで3000円で売ってるのに、ナイキの靴は12000円してましたからね。それでも買いたいと人々が思う。これが真のブランド力なんだと思います。

クレジットカード

例として有名なのはクレジット・カードのアメリカンエクスプレスですね。常にクレジットカードは必要な社会になっています。

更に新規の設備投資を必要とせず、全ての利益を更なる事業拡大や、株主の配当、自社株買などの株主還元策に振り向けることが出来ます。

商品PRに必須な広告産業

多くの消費者に自社商品を宣伝するのは広告媒体を利用する必要があります。テレビ、新聞、インターネットのバナーと多岐に亘りますが、バフェットは広告媒体のニーズは今後も拡大していくとみています。

バフェットは広告媒体を企業と消費者の橋渡しを行う有料ブリッジであると表現しております。

広告代理店

広告代理店といえば日本では、電通、博報堂ですよね。大手企業が全世界で自社商品を販売する為には、大手の広告代理店を使用するのが常です。

その意味ではほぼ一強状態の電通は有望な銘柄となりますね。個人的にも労働問題で下落した時は仕込みときだったかなと思っています。企業収益と関係ないですからね。

テレビ

バフェットの時代は企業と消費者を結ぶ最大の広告媒体としていますが、正直今は斜陽産業なんじゃないかなと思います。

あんまり私達のような世代てテレビもう見ないですよね。このテレビ産業に関しては、管理人は疑問視しています。

新聞

これもテレビと同じように思われます。バフェットが好きな新聞銘柄というのは、その地域にその新聞社しかないような場合を指します。

そうすれば、その地域に宣伝をする為には、その新聞に掲載しないといけないですから、高い金額を要求することが出来ますからね。

あまり、ネットが発達していない、地場の新聞社が上場していたら狙い目かもしれません。

ダイレクトメール

あまり日本ではダイレクトメールで思い当たるところはないのですが、調べるとかなりの数のダイレクトメール会社が出てきました。

日本とアメリカでは状況が違うかもしれないので、ここは割愛します。

生活必需品を廉価で提供するビジネス

あれ、価格競争力がないじゃんこの分野はと思われた方もいらっしゃると思います。

然し、長期にわたってビジネスを継続することによって、その領域において歴然とした地位を築くことが出来ます。

前回バフェット流の銘柄選択手法①:概念編でバフェットが投資をするのは売上高利益率並びに在庫回転率の両方が高い企業又は、最低でもどちらかが高い企業と申し上げましたが、このパラーンは売上高利益率は低いけども在庫回転率が高い分野となります。

例としてウォルマートが挙げられます。豊富な商品を安値で提供するウォル・マートは商品品質、サービス、価格でブランドを確立しました。

ウォルマートはスケールメリットを活かして独占的な収益力を確立しており、自社店舗と土地を保有しているので、低い利益率でも在庫回転率を高めることによって高い収益力を持続するっことが出来ます。

そして、このウォルマートに対抗して参入しようとすると、巨額の資金が必要になりますし、そもそも利益率が低いので参入する旨味がないので競合が現れにくいのです。

美味しくない分野んい高いコストを支払って好き好んで入りたくないですからね。

まとめ

以上がバフェットが考える消費者独占型企業が存在しうる領域となります。皆さんも、読んでるうちに日本ならこの企業かなと思い浮かんだ企業があるはずです。

次回はでは、このような消費者独占型企業が定量的・定性的にどのような特徴をもっているのかを詳しく書いていきたいと思います。

 

 

 

 

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