ヘッジファンドに預けるには、具体的にどうすればいいか。購入方法を細かく解説する

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資産を形成していく為の運用における、ヘッジファンドの優位性についてはヘッジファンドとは一体何者なのか?ヘッジファンドと投資信託。1000万円を運用するならどちらがいい?等で述べさせて頂きましたが、じゃあ実際ヘッジファンドってどうやってアクセスするの?という疑問に突き当たると思います。

今回は日本でヘッジファンドに預ける方法にどのようなものがあるのか、またどの方法が資産形成を行う上で適していくかについて説明していきます。

日本でヘッジファンドに投資する為には、大きくわけて三つの方法があります。

証券会社で販売されているヘッジファンド型の投資信託を購入する

このように証券会社で購入できる投資信託型のファンドは二種類存在します。

ヘッジファンドと同様の手法を用いて証券会社のファンドマネージャーが運用する投資信託

プロの中のプロといわれるヘッジファンドマネージャーによって運用するわけではなく、日本のサラリーマンファンドマネージャーが投資手法のみヘッジファンドの運用手法を真似て運用しているファンドです。

<メリット>

新興国株式ファンドや先進国高配当銘柄ファンドのように、自分で投資する分野を決定する必要がない。

一般的な投資信託は投資家が投資する分野をまず選択し、投資先にあった投資信託を選択しなければいけません。

然しながら、ヘッジファンドと同様の手法つまり、どのような市況環境であっても収益を追求する手法である為、投資家本人が投資事業領域を選択する必要はありません。

ヘッジファンドに比べて収益が発生した時に発生する手数料は低く抑えられる。

ヘッジファンドの手数料を詳しく解説するでも解説しましたが、重要なのは手数料ではなくいくらの収益を上げることができるかという点です。

ヘッジファンドの手数料はあげた収益の分に応じて手数料を頂きますという形態ですが、投資信託では預入残高に対して手数料が徴収されます。

仮にこのような投資信託が、ヘッジファンドと同様の収益を上げているのであれば、手数料は安く抑えられますが、下で詳しく説明しますが総じてこのような投資信託の投資利回りは低くヘッジファンドの利回りを大きく下回ります。

この為、手数料が安かったとしても最終的な収益が芳しくありません。

<デメリット>

実際のヘッジファンドに比べて利回りが低く、安定して10%以上稼いでいるファンドは皆無です。

結局運用しているのは日本のサラリーマンであり、厳しい競争の中で勝ち抜いてきている真の腕利きファンドマネージャーではないということです。

例えるなら日本の社会人リーグでメッシスタイルで戦っているといえば分かりやすいでしょうか。

絶対収益を目指している以上、ファンドマネージャーとそのチームの実力こそが絶対的に重視するポイントであることは言を待ちません。

モチベーションという観点からもサラリーマン型ではなく収益を上げた分のみ加速度的に収入が増えるヘッジファンドマネージャーに対してほぼ固定給である日本のサラリーマンファンドマネージャーに優位性があるとは考えにくいです。

ヘッジファンドが日本の投資信託の形にして日本の証券会社が販売

これは上述とは異なり、ヘッジファンドが実際に運用を行い、投資信託という形で日本で販売する投資信託です。例えるならサッカー日本代表の試合をテレビで見るという感じです。

<メリット>

上述の日本のファンドマネージャーが運用する手法と異なり、実際に運用するのはヘッジファンドのファンドマネージャーでありプロの運用を享受出来る。

 

<デメリット>

手数料が元のヘッジファンドに比べて高いことです。元々のヘッジファンドに直接投資するわけではなく、証券会社を通じて購入することになりますので、ヘッジファンドへの手数料に加えて証券会社への手数料を支払わなければいけません。

分かりやすく言えば、カカオをアフリカのガーナで買い付けた方が、日本の卸売り業者から購入するより安いですよねということです。

 

手数料控除後のヘッジファンドの利回りが12%であったとします。平均的な投資信託の預入資産に対して3%と考えますと、利回りに対しては4%程度になるので (112%×3%)

最終的な利回りは8%となります。

 

更に投資信託側での購入手数料約5%と解約手数料約5%が購入時点と出口時点で発生することを考えると、元々のヘッジファンドの収益を享受することが出来ません。

 

関係者が多くなればなるほど、利益が小さくなるというのはどのビジネスでも同じことだと思います。

 

プライベートバンクを通じてファンドを購入する

シンプルにプライベートバンクを通じてヘッジファンドを購入する方法です。

<メリット>

大手の外資系金融は世界中のヘッジファンドにコネクションがあり、超有名な一流のヘッジファンドに投資することが出来ます。

<デメリット>

敷居が非常に高いです。最低口座開設金額が数億円からであり、まずそれほどまでの資産を構築することが、このブログの目的である為、にわとり卵のような話になります。

 

更に投資信託を通じて購入する欄でも記載しましたように、プライベートバンクという仲介業者が入る為に手数料が発生します。

この為、顧客の為に収益が高いヘッジファンドを選ぶのではなく、プライベートバンクへのバックが大きいファンドに投資するということが発生しえます。

 

結局、中抜きされることにより最終的な利回りが大きく落ち、プライベートバンクの為の投資をさせられる可能性があるというリスクがあります。

ヘッジファンドから直接購入する

上記の流れから推察できると思うのですが、直接ヘッジファンドから購入するのがプロ中のプロであるヘッジファンドマネージャーの運用を享受できて、手数料も抑えられる為、収益を最大化することが出来ます。

 

また大切な資産を預けるのであれば、直接会って運用手法、これまでの運用実績、今後の見立て等について説明を受けて納得した上で資産を預けるべきだと思います。

また国内発祥のヘッジファンドでも、世界の著名なヘッジファンドと同等又は安定性という面からいうとそれ以上の収益を上げているファンドは存在します。

 

海外の著名なヘッジファンドは時に50%近い収益を達成することもありますが、逆に▲20%~▲30%の運用結果をなることもあります。

富裕層のような余剰資金での運用ではなく、長期的な資産形成を目指しての運用という点から考えると、派手な収益を追求するのではなく安定して10%程度の収益をあげてくれるファンドに投資することが理にかなっております。

(参考:複利効果の偉大さと必要な年間利回りについて

 

更にプライベートバンクを通して投資する場合でも述べましたが、通常1億以上の閾値があるファンドもある中、1000万円以下、中には500万円以下でも投資出来、安定的なパフォーマンスを上げ続けているファンドも存在しています。

安定的な利回りを追求できるファンドに興味があり直接ヘッジファンドからの購入に興味があるという方は、以下管理人おすすめファンドランキングを参考にしてみて下さい!

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