ヘッジファンドに預ける際に注意したいリスクを解説

Pocket
LinkedIn にシェア

ヘッジファンドの優位点について簡単に纏めると

・どのような市況環境でも収益を追求する絶対収益型
・厳しい競争を勝ち残ったプロ中のプロであるファンドマネージャーによる運用
・投資利回りが高い
・投資の自由度が高く、投資信託のように縛られない
・手数料は運用収益の中から支払われる分が大部分を占める

がありますが、今回はヘッジファンドに預ける際に注意すべきリスクについて記載していきたいと思います。

そもそも詐欺ファンドである可能性がある

折角大切な資産を預けたとしてしても、そのファンドが実際に存在しない、または暫くたったら蒸発してしまう可能性があります。

ヘッジファンドというのは、投資信託と違い公募という形で証券会社や銀行を通してではなく人伝いに資金を募集している私募という形式を取っています。

その為、世の中には残念ながら詐欺ファンドというものが存在します。よるある詐欺とその見分け方について紹介します。

ポンジ・スキーム

これは投資家から資金を集めて、運用はせずに、新たに出資をしてくれた投資家からの資金を収益と偽って最初に投資してくれた投資家に分配をするというスキームです。

当然、運用から得た収入ではないので、このようなファンドが長続きするわけもなくファンド運用者が投資かから集めた資金を持ち逃げして蒸発するという詐欺ファンドです。

このようなファンドは投資家から出来うる限り迅速に、かつ大量の資金を集める必要がある為投資家にとって魅力的なワードで宣伝してきます。例としては以下のような文言が多いです。

法外な利回りを宣伝 ( 日利数%、月利数十%、年利数百%等)

そもそも投資会の巨人Buffetですら年利20%そこそこの収益しか出せていないのに、このような非現実的な利回りを達成することは真っ当なファンドでは不可能です。

投資利回りを約束

投資なので絶対はありません、しかし元本保証をするばかりか年10%以上を約束します。と断言しているようなファンドは大変怪しいです。

 

架空ファンド

ポンジ・スキームより更に悪質で、そもそもファンドが存在しないというものです。

資金を振り込んだら最後、なんの音沙汰もなく完全に振り込んだら終わりです。

特徴としてはポンジ・スキームと似ております。更にポンジ・スキームが新たな投資家からの流入資金が最初の投資家への支払いを上回る限りは存続しますが、このような架空ファンドはすぐサイトが閉鎖となったりします。

詐欺ファンドの見分け方

 

上記のような詐欺ファンドは当然犯罪ですので、ファンドの運営メンバーが実際に投資家に会うことはありません。

大切な資産を預けるにあたっては、ネットだけの情報ではなく実際にファンドのメンバーと会って話を聞いてみましょう。

>>管理人おすすめファンドランキングはこちら

また、ファンドによっては小規模な企業の株を大量に保有しているケースもある為、実際に運用を行っているかの確認として、大量保有報告書を出しているかを確認してみるのも一つの方法です。

高ボラティリティファンド

これは上で説明したような詐欺というわけではないですが、多くのヘッジファンドは投資家から集めた資金をテコに借入を行いレベレッジを効かせることにより、投資家の資金の何倍もの資金で投資を行います。

 

当然利益がでたときはレバレッジを効かせた分、何倍にも膨らむ一方、損失がでたときも損失額が何倍にも膨らみます。

ここで複利効果の偉大さと注意点で記載しましたが、一度大きくマイナスに落ち込んだ利回りを挽回するのは非常に大変です。

簡単な例ですと1000万円を預けて、一年目に▲50%の損失を出した場合資産は500万円となります。

ここから元の1000万円まで回復させるためには+50%では750万円にしかならず、+100%の収益が必要となります。

資産価値が出来うる限り下がりにくい運用戦略を取っているファンドを選ぶことが長期的な資産運用にむいているでしょう。

このような投資手法に関してはバリュー株投資の父であるグレアム流の投資手法を用い、その欠陥を補完しながら運用する戦略を用いているファンドが適しているといえます。 (参照 バフェットの師、ベンジャミングレアムの投資手法とその弱点)

 

またレバレッジが掛かっている場合は、カウンターパーティーリスクも考えないといけません。ヘッジファンドがカウンターパーティー経由でレバレッジを掛ける為の資金を調達している場合、カウンターパーティーに担保を積んでおり、カウンターパーティーが破綻した場合はファンドの運用成績が好調であったとしても大きく資産が失われる可能性も考慮しないといけません。

 

遊びに使ってもいいような余剰資産であれば、ハイレバレッジのファンドにいれて一発あてることを狙うのも手ですが、自分の大切な資金を運用するのであれば、その用途に適した無または低レバレッジのファンドを採用することを考える必要があるでしょう。

 

最低出資額の敷居の高さ

私募であるヘッジファンドに関しては法的な理由で、投資家の数が制限されております。そのため、公募の投資信託のように1000円から投資できるような形態にすると、ファンドの資金が大きくなりません。

そのため、一人当たりの投資金額に最低金額を設けているファンドが殆どです。

ヘッジファンドでは投資信託のような公募ファンドのように宣伝を行わず、投資家を絞る一方、投資信託のように目論見書に縛られ投資先を公開することもなく有能なファンドマネージャーの裁量によって収益を追求していくことができるようになります。

海外の有名ヘッジファンドでは最低投資金額が1億円以上のものもあり、相当な富裕層しか投資できないものが殆どですが、数百万円からでも投資できて安定した利回りを上げ続けているファンドも存在します。

流動性が高くなく、解約できる時期が決まっている。

 投資信託では比較的簡単に解約することが出来ますが、ヘッジファンドでは上で説明したように、一人当たりの投資家の金額が大きい為、一人の投資家が解約することによりポートフォリオを再構築しなければいけないことにもなりかねません。

 

そのため、四半期に一回、または半年に一回といったタイミングでしか資金を引き揚げることができないというファンドが多いです。

 

然し、そもそも長期間に亘って資産を預けられる信用のおけるヘッジファンドに預けているのであれば、頻繁に入れ替える必要もないので最初の選択が重要であるということです。

 

要諦すると、以下のようなファンドを選ぶことにより長期的な資産形成をおこなっていくことが出来るといえます。

実際にファンドとして確りと運用により収益を上げている。
過度なリスクをとっておらず値下がりリスクが比較的低い
投資参加障壁が高くない
長期投資先として信頼できる

私が実際に投資しているヘッジファンドではこのような基準を全て満たしており、長期的な資産形成に大変向いている信頼できるファンドとなります。

以下のおすすめファンドランキングにも纏めておりますので、参考にしてみて下さい!

合わせて読みたい
ヘッジファンドとは一体何者なのか?
ヘッジファンドと投資信託。1000万円を運用するならどちらがいい?
ヘッジファンドの手数料を細かく解説する

 

Pocket
LinkedIn にシェア

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

最も成績が優秀なヘッジファンドであるルネッサンス・テクノロジーを率いるジェームズ...

オルタナティブ投資についてわかりやすく説明する

ヘッジファンドと投資信託の違いについて徹底解説!!~儲けるにはどちらが適している...

【2018年】日本のおすすめヘッジファンドと投資する際に気をつけたいポイント

著名ヘッジファンドマネージャーの報酬ランキングベスト3と経歴について紹介する

資産運用の考え方について