今イラン株投資が特にあつい理由をニュースを元に解説

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この前イラン株投資への魅力については、イラン株への投資が特に熱い理由を詳しく解説で説明しましたが、更に詳しく調査することで新たに分かった点をアップデートしようと思います。

集まる魅力的なイラン株式市場への関心

イランの株式市場への関心が集まっていることが、いくつかのニュースで取り上げられているので紹介していきたいと思います。

西側諸国投資家からの関心

Wall Street Journal

まずは米国の日経新聞のような位置づけのWall Street Journalの記事からです。

2015年3月31日付のWall Street Journalの記事に「イランにもあった株式市場、制裁解除なら西側投資家大挙も」という記事がでております。(実際に制裁が解除されたのは2016年1月ですので、その前の記事です)

重要な部分を抜粋しながら説明していきます。

ニューヨークに本社を置くフロンティア市場投資会社ボルタン・キャピタル・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、アリソン・グラハム氏は「イランが持つフロンティアと先進地域の双方の性質の組み合わせは、魅力的となる可能性がある」と述べた、同氏は「イランには教育水準の高い国民、厚い中間層、相当な産業基盤が存在している。

同時に、成長率やバリュエーション、高い投資収益が得られる可能性は、同国と比較して発展のはるか初期段階にあるフロンティア諸国に類似している」
との見方を示した。

要は成長率が高いのに割安だから、他の先進国より高い収益が得られますよ!と前回私が指摘したことと同じことを言っていますね。

イランに株式市場が存在する事実には、経験豊富な投資家でさえ驚いている。
ヘルシンキのコンフィド・キャピタルのユハ・コホネン社長は、2008 年にイランで数千万ドル規模の投資を始める前は「イランに株式市場が存在することさえ知らなかった」と述べた。

 

更に驚愕なことに10兆円規模の新興国としては大きめの市場規模を有していながらも、株式市場があることさえ、あまり認識されていないのです。然もプロがです。

道理で、イランに投資許可を得ている外国の企業・個人が1000未満なわけですね。

一部の西側ファンドマネージャーらはすでに投資を計画している。長い間、目立たないようにしてきたテヘランの金融サービス会社は、イランを訪問してより多くを学ぶことを望む西側投資家の需要に追いつくよう精を出している。
テヘランにある西側規模の数少ないビジネスホテルは常に満室だ。また、西側の事情に通じたわずかな数の金融の専門家たちは、ツアーや説明会のすべてに対応することができない状況だ。
テヘランのイラン・インダストリーズ・インベストメントの最高経営責任者(CEO)、レザ・ソルタンザデフ氏は「毎日、ファンドマネージャーと面談している」と述べた。

題名の通り、投資家が興味を示していることが書かれています。因みにこの記事が書かれたのは2015年3月31日で、実際に2017年度は外国人投資家の数が大きく伸びて1000名になったとのことでした。

日本に先駆けて、欧米のファンドマネージャーは動き始めていることが想定されます。

ロイター

同じくロイターからも2015年7月21日付けの記事で「海外投資家がイランに注目、制裁解除後の資金流入見込む」との記事をだしております。

これも要点を抜粋しますと、

証券会社ルネサンス・キャピタルによると、制裁解除後の1年間で10億ドルがイランに流れ込む見通し。ただ、解除まで何カ月もかかる可能性が高いうえ、あらゆる制裁措置が一気に解除される可能性はないとしている。

あらゆる制裁措置が一気に解除されるわけではなく、段階的に解除となって制裁解除の影響が実体経済に影響し始めるのは2年後つまり今年からと言われているのです。

だからこそ今この時点でのイラン株への投資がおすすめであると考えています。

リチャード・アドレー共同最高経営責任者(CEO)は「イランは皆が完全にアンダーウエートと評価している市場であり、ホットマネーを皮切りに大量の資金が流入するのは明らかだ」と語る。

同氏は、向こう数カ月以内にイランに特化したファンドをローンチする計画で、年末までに1億ユーロの投資資金を集めることを目指している。同氏はまた、イラン株のバリュエーションはPER(株価収益率)が5─6倍と非常に低い、との見方を示した。

私が以前指摘した点でも、ありますがイランの株式市場は非常にアンダーバリューされています。

現在2016年時点からイラン株式市場は上昇していますが、それでも6倍から7倍の水準で非常に魅力的です。PER3倍なんかの銘柄もあります。

株価が上がっても、企業の業績も上がっているので2018年2月の現在時点でもPER自体はあまりあがっていないんです。

この理由は二つあると考えています。一つは先程も触れました通りプロですらイランに株式市場があったのを知らないように全く注目がなされていないことです。

実際外国で投資できる個人・企業が1000未満ということからも分かる通り、外国人投資家が現状殆どいないことが一つ目。

次に外国人がいなくても国内投資家が株を買えば上がるのですが、制裁の影響で輸入が制限されたこと、通貨イランリアルが暴落したことで国内は年率30%以上の強烈なインフレに見舞われました。

その為、イラン国民は生活が困窮し投資どころの話ではなかったんですね。食べるものが困るのに株なんて買えないですからね。

然し、現在は依然として高いですが、8%の水準まで下落しているので徐々に国民からの投資も期待できる感じになってきました。

外国人投資家からの注目があつまり始め、国内も安定し始めたということもあり、イラン株市場は今まさに離陸をし始めたところといっていい状況で、この段階で投資を行うことにより大きな利益を見込めると踏んでいます。

他の新興国と同様の評価を受けて、現在の3倍から4倍、今後10年の成長を加味すると10倍を狙える市場であると考えます。

再評価され始めたイラン株式市場

まずはテヘラン証券取引所のTEPIXの推移をご覧ください。日本でいうTOPIXです。


(参照:テヘラン証券取引所)

直近分かりやすく制裁解除から上昇しているのが、分かりますね!しかし企業業績も伸びているので割安であることに変わりはありません!

更にイラン企業は配当性向が圧倒的に高いのです!(配当利回り20%以上の銘柄がごろごろ)

そして、これをうけてParsTodayから「イランの株式市場が国際的な信用で第3位」という記事がでております。

重要な部分を抜粋しますと

この10ヶ月間、テヘラン株価指数が27.1%上昇したことから、イランの株式市場は、国際的な信用において、第3位となりました。

一方、世界の株価指数の状況と、株価指数が上昇した日の割合では、イランの株価指数は、209日の稼働日のうち、70%が上昇しており、この割合は世界で最も高くなっています。

如何でしょうか、上昇した日が70%ということで愈々イラン株は上がらざるを得なくなってきたことがわかると思います。

イラン株への投資手法

イラン株へ日本から投資する手法としてETFや投資信託といった選択肢は存在しません。

何故なら日本の証券会社が一件もイラン株の投資許可を取得していない為です。その為、ETFや投資信託を組成できないのです。

寧ろ私はこれはチャンスだと捉えています。一度ETFや投資信託が出来てしまうと、皆が購入できる環境が整ってしまうことを意味します。

それでは意味がありません。他者より先行して魅力的な市場に入ることこそが最も重要なことであると考えます。

現状残念ながら、日本からは証券会社を通して直接または間接的にイランに投資することは出来ません。

しかし、日本でもごく一部の先見の明のあるファンド(⇒Frontier Capital)ではイランへの株式投資を開始しており、私も資金の一部を預けております。

興味のある方は問い合わせをして直接詳しい話を聞いてみるのがよいでしょう。

 

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