評判のセゾン投信「セゾン資産形成の達人ファンド」を徹底評価

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こんにちは!ワタルです!

本日はひふみ投信と並んで評判のセゾン投信が運用しているセゾン資産形成の達人ファンド(以下:達人ファンド)について特集していきたいと思います。

ファンド・オブ・ファンズという形態

達人ファンドの最大の特徴であるファンド・オブ・ファンズについて説明させて頂きます。

ファンド・オブ・ファンズとは

以前評判のひふみ投信の魅力を解説する~運用方針・利回り・手数料を徹底解剖~で紹介したひふみ投信等の一般的な投資信託は、ファンドが株を選定して株式を組み合わせて組み合わせているのに対して、セゾン投信の達人ファンドはファンドを組み合わせて投資信託を組成していります。

このようなファンド・オブ・ファンズという形式を取っています。読んで字の如くファンド達(ファンドズ)のファンドということです。

分散投資を行っている投資信託の分散投資を行っているので、安定性は高いといえるでしょう。

各投資信託の選定基準

まず運用部長の瀬下氏も名言しているのですが、値動きはみずに長期的な資産の上昇を重視するとしており、その理念が共有できるファンドに投資しております。

そして、そのファンドが全体としてみて割安であるかを精査して投資対象とするかどうかを判断しています。

達人ファンド自信も市場平均をアウトパフォームすることを目標にしたアクティブファンドということもあり、投資をする投資信託はファンダメンタルを重視したアクティブファンドに限定しております。

つまり、確りと企業分析を行い、ファンダメンタルズに対して割安な銘柄に投資している投資信託を選んでいるということですね。

機関投資家向けの投資信託

ここまでみて皆さん、あれ、投資信託に分散投資しているのであれば、何もわざわざ達人ファンドを購入しなくても、自分で投資信託を分散購入してファンド・オブ・ファンズを組成すればいいのではないか??

と思われた方もいらっしゃると思います。

しかし、達人ファンドが組み入れている投資信託は機関投資家向けの投資信託となるので、我々個人では購入することが出来ないのです。

 

世界の時価総額に合わせて組成

達人ファンドでは、世界経済の成長を享受する為に、世界の株式時価総額と概ね連動するようにポートフォリオを組成しています。

因みに今現在時点の株式市場の時価総額の割合は以下のようになっております。

これを元に達人ファンドの地域別の時価総額を見てみましょう。

先進国と新興国の割合でみると殆ど同じくらいですね。

若干米国がすくないですが、これは米国に既に割安銘柄が少なくなっていることを考えると、出遅れ感のある日本と欧州の割合を若干大きくしているのは、管理人としては理にかなったポーフォリオだなと評価しています。

これが達人ファンドが選定対象としている行き過ぎの調整なんだと思います。米国株が直近OVER VALUEされているので、割合を減らしておこうということですね。

流動的な投資対象

基本的には株式投資を行っている投資信託を投資対象としていますが、相場下落局面では債券投資信託も投資対象として考慮するとしており、流動的に運用対象を変更していくことを明言しております。

これは私の考えですが、リーマンショックの時に大きく資産を落としていることの教訓なのだろうなと考えています。

過去の失敗から学んで改善していくという姿勢は、かなり評価できるポイントだと思います。

達人ファンドの成績

それでは重要なセゾン投信の成績について見ていきましょう。

まず以下のこれまでの基準価格の推移をご覧ください。

2007年に10,000から開始して現在20,000を超えているのでリーマンショック前から投資している人は純資産額が2倍、リーマンショック直後に投資をした人は5倍になっています。

世界経済に分散投資を行っているので、世界経済が凹むとダイレクトに影響がでることが分かります。然し、上にも記載したように最近では下落局面では債券ファンドへの投資も考慮に入れると名言されており、次回の暴落時は傷口浅く乗り越えられる可能性があると見ています。

この5年間でみるとTOPIXはおろか絶好調であった米株のダウ平均すらもアウトパフォームしております。(青:達人ファンド 赤:ダウ平均 緑:TOPIX)

世界に平均的に投資しながらも、この間最も好調であった米国のダウ平均をも上回っているというのは市場平均に対してプラスのリターンを狙うアクティブファンドとしては非常に優れているということが出来ると思います。

直近の下落もダウ平均に比してなだらかであることも評価出来る点ですね!

主な受賞歴

それでは達人ファンドの受賞したもので主なものを記載しようと思います。

R&I ファンド大賞

R&Iファンド大賞を2014年から4年連続で最優秀ファンド賞を受賞、

2017年はR&Iファンド大賞の投資信託10年部門外国株式最優秀ファンド賞、投資信託部門外国株式優秀ファンド賞の二部門を受賞しております。

R&Iファンド大賞というのは格付け機関であるR&Iが優秀な成績をあげたファンドを評価する賞です。この投資信託10年部門で評価されている所が、長期投資に適した投資信託であるということができるでしょう。

トムソン・ロイター リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 大賞

トムソン・ロイターリッパー・ファンド・アワード・ジャパン大賞も3年連続最優秀ファンド賞を受賞。

このファンドは36カ月以上、つまり3年以上の運用実績があるファンドを対象としており、長期的に優れたパフォーマンスを残しているファンドが選ばれております。

フィデューシャリー宣言

金融庁が定めた顧客本位の業務運営を行うことをセゾン投信は宣言しております。

これは具体的にゆうと、長期投資に適さないファンドを組成して、売買回転率を高め手数料で稼いでいこうという形のファンドを組成しませんという誓いですね。

日本の投資信託は上記で指摘したようなものが多いことを金融庁も懸念しているのです。

達人ファンドの手数料形態

達人ファンドの手数料形態は非常に珍しく、一定の手数料ではありません。

購入手数料はないのですが、信託報酬を年1.35%±0.2%と設定しております。

これは達人ファンドが投資信託に投資している為、その投資している投資信託の手数料に応じて達人ファンド自体の手数料も変わってくるというものなのです。

以前紹介した評判のひふみ投信の魅力を解説する~運用方針・利回り・手数料を徹底解剖~では0.5%程度の信託手数料であったため、達人ファンドは若干高い手数料水準といえますね。

まとめ

セゾン資産形成の達人ファンドは株式ではなく投資信託に投資するというファンド・オブ・ファンズという形式をとっており、市場平均を上回るアクティブファンドとして世界に分散投資を行っている。

リーマンショックのような経済危機時には下落する可能性もあるが、アクティブファンドとして確りと長期で結果を出している為、世界経済にかけて長期的に投資をしたい方にはおすすめのファンドといえる。

投資信託|セゾン投信

 

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