貯金の運用先について~貯蓄から投資のすすめ。元本保証に似た株式投資法とは?~

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こんにちは!ワタルです!

先日大学時代の寮で隣であった友人と昼食を食べた時に、貯金が溜まって1000万円程度になったけど、このまま貯金を続けるつもりだという話を聞きました。

実際日本人には老若男女含めて現金思考が強く、この傾向は強いのではないでしょうか。

我々20代かた30代の場合
・祖父母の世代は定期預金で年率10%付与された時代で投資の必要性は低く

・両親の世代はバブル崩壊以降の株式市場で投資意欲は崩壊

という上の二世代を見ている為、幼いころから投資を遠く感じている人もおおいのだと思います。今回は貯蓄性向が強い日本人にこそおすすめの資産運用法について書いて行きたいと思います。

日本人の貯蓄性向とその代償

まず本当に日本人は貯蓄性向が高いのかという点ですが、Data上も以下のようになっております。

日本の現預金の割合は50%を超えている一方、米国は14%、英国は24%に留まっています。

まず投資という言葉をネガティブな印象を与えるワードですよね、「資産を投げる」わけですから、ドブに捨てるような印象を与えかねません。

英語の投資を指す「Invest」はVest(ベスト)の中にInするという意味で、お金を貯めこむという印象を与えるWordingになっています。

この投資に対する敬遠の姿勢の結果として、日本の資産は1995年以降米英に比べて資産の伸びが著しく鈍化しています。

然し米国の運用による資産の増加の割合というのは凄まじいものがありますね。投資をしないことによって日本人は相対的にどんどん貧しくなってしまっているのです。

投資に回すべき割合

日本人は現金がすきなのは過去からの経験と歴史的にも欧米の狩猟民族と違いコツコツ型の農耕民族ということも踏まえ現金貯蓄性向が強いのも頷けます。

然し、このまま投資をしないのであれば、どんどん貧しくなってしまうので投資の必要性は年々高まっています。

まずどれくらいの割合を投資に回すべきなのかという点ですが、投資に回すべき割合は一般的に以下が適正であると言われています。

投資に回す割合 = 100%  ー 自分の年齢%

例えば、現在3000万円保有していて、年齢が40歳の場合、投資に回す割合は60%なので3000万円×60%=1800万円となります。

複利効果の偉大さ

米国の家計資産の増大を見て頂ければ分かると思うのですが、複利効果により大きな資産の差を生むことになります。

あのアインシュタインをして、複利は人類最大の発明と言わしめるほど偉大なものなのです

例えば1000万円を定期預金(03%)と3%、5%、10%で20年運用した場合の資産価格は以下のようになります。

安定して10%の利回りを挙げれば20年後に1000万円が7000万円近くになります。着実に積み重ねれば、大きな資産になることが分かると思います。

定期預金の0.3%では20年経っても横ばいですね、寧ろモノの価値が上がっていくインフレの影響の方が大きく実質価値としては目減ってしまう可能性があります。

日本人に適した投資手法

貯蓄性向が高い日本人としては、資産が下落することに恐怖を感じる方が多いと思います。

ところで皆さん、1.5万円の現金が元々入っており1万円の価値がある合計2.5万円の価値がある財布が1万円で売られていたら買いますか?

買わない人などいないと思います。

持っているネット現金性の資産だけで株式価値を上回るような銘柄を購入するバリュー株投資こそ、今回私がおすすめする投資手法です。

上の例でいうと負債(借金等)返済後に残る現金性資産1.5万円が市場で1万円で売られている株を購入しようという手法です。如何でしょうか?最早預金よりお得な現金性の投資といえるでしょう。

おすすめなのは下落リスクが極力低く抑えながらも年率5%~10%を狙える点です。

このバリュー株投資は投資界の巨人であるウォーレン・バフェット氏の師であるベンジャミン・グレアム氏によって考案された手法で、80年以上市場平均をアウトパフォームしている手法なのです。

それよりも、私が着目しているのは、理論的に元本安全性が非常に高い手法であるということです。

この手法は現金や売掛金、受取手形や有価証券といった現金性の資産から全ての負債を引いた保守的純資産だけで、株式価値を上回っている株に投資するという手法です。

つまり持っている現金性の資産から全ての負債を支払った後に残った資産だけで、時価総額を超えているような企業の株を買うというものです。

図示すると以下のようになります。

非常に保守的なことがお分かりいただけたでしょうか?

通常理論的に株価というのは以下の方法で算出されます。

理論株価 = (①純資産価値 + ②今後の事業価値 ) ÷ 発行済株式数

上記で紹介した本格的バリュー株投資では②今後の事業価値をまず保守的に0におき、純資産価値も非常に保守的に見積もっています。

上の図でいうと本来、純資産価値は紫色ですが、本格的バリュー株投資では薄青色の保守的純資産価値のみを加味しているのです。

因みにこのような株を取得した瞬間に企業が解散したとしても、その瞬間に利益がでます。なぜなら、現金性資産で全ての負債を支払って残った現金性の資産だけの一株あたり価値だけで現在の株価を上回っているからです。

更に土地や建物、商品などのその他の事業性資産を売却することにより、更なる利益を得ることが出来るのです。

【詳しい投資手法と例はこちら】
ベンジャミン・グレアムの投資手法を分かり易く解説<図解有り>
バリュー株 銘柄研究①丸八ホールディング

本格的バリュー株投資の欠点

欠点のないように見える本格的バリュー株投資ですが、一つ弱点があります。

それは下落リスクが非常に低い一方、上昇するまでの時間がかかる可能性が高いということです。

そもそも、上記で紹介したような銘柄は東証一部のような銘柄には存在しません。もし存在していたら海外の投資家や証券会社から資産を活用しなさいと猛烈なバッシングを浴びそうですね。

このような条件の銘柄は東証二部や地方証券取引所に上場されていて、時価総額も小さい為証券会社や海外投資家からの分析の対象外となっているのです。

英語の財務諸表を出している企業も少ないからですしね。

欠点の補完方法

この欠点の補完方法として提唱者のグレアム自身もファンドを創設して、バリュー株投資の条件を満たした株式を大量保有して、経営陣に株価上昇策を提案していきました。

経営に対する利益上昇策の提言であったり、自己株買や増配による直接的な一株当たり価値の増加の提言等です。

利益上昇すれば②今後の事業価値の増加を齎し、理論株価は上昇。

理論株価⤴ = (①純資産価値 + ②今後の事業価値⤴ ) ÷ 発行済株式数

自己株買でも発行済株式数が減少するので、理論的な株価も上昇します。

理論株価⤴ = (①純資産価値 + ②今後の事業価値 ) ÷ 発行済株式数⤵

また増配は理論株価を上昇させませんが、株式還元策に積極的な企業であると市場からっ評価されることにより、株価が再評価され本来の価値まで上昇していきます。

過当に過小評価されている企業の株については、少しのニュースであっても再評価のきっかけとなり急騰する可能性があるのです。

おすすめの投資手法

今まで預金をして投資をしてこなかった方としては、このような銘柄を探しだすことも難しいでしょうし、上で紹介したように個人の投資ではバリュー株投資の欠点を補完することができません。

またバリュー株を謳っている投資信託はただ低いPBRの銘柄に投資しているものばかりで、上記で説明したような元本安全性の高い本物のバリュー株銘柄に投資できていません。

私はバリュー株投資を本格的に実践し、正にグレアム氏が設立したグレアム・ニューマンファンドの蘇りのような、日本のヘッジファンドに自身の資産の最大ポーションを預け入れています。

このヘッジファンドは私の東大時代の株式投資サークルの先輩が設立したファンドで、外資系金融機関での経験を積んだ後に設立したファンドです。

創設以来6年間半期ベースでマイナスを出したことはなく、安定して10%程度の利回りを出しています。

ヘッジファンドって何?

いきなりヘッジファンドって聞いて困惑された方もいらっしゃると思います。

ヘッジファンドといえば、正体不明の存在で海外の富裕層だけが資産を預け入れていて、世界のマーケットを操っているというイメージを持たれている方が多いと思います。

ヘッジファンドの確固たる定義はありませんが、証券会社経由で公募をしておらず、どのような相場環境でも収益獲得を狙う絶対収益追求型のファンドと一般的に言われています。

以下のように日本でも一般的になりつつあります。

【詳しくはこちらに纏めています】
【2018年】日本のおすすめヘッジファンドと、投資する際に気をつけたいポイント

日本にもヘッジファンドなんてあったの?と思われた方もいらっしゃると思いますが、日本にもちゃんと存在しています。ただ、海外のヘッジファンドと違って資産総額が少ないので目立たないだけなのです。

然し、日経新聞にも以下の通り資産規模の小さいヘッジファンドの方が高い成績を残しているという分析結果もでております。

著名度や資産額とは関係なく確り結果を残していっているのです。

日経新聞の記事参照。
(https://www.nikkei.com/article/DGXNMSGN28001_28092011000000/
ヘッジファンドの運用成績は、資金規模が大型化し老舗になるほど低下する――。米金融テクノロジー会社パートラックがヘッジファンドの運用資産総額とファンド設定年数をベースに1996年から2010年までの運用成績を比較したところ、こんな傾向が明らかになった。

またヘッジファンドといえばレバレッジを掛けて派手な利回りを追求する一方、負けるときも大きくまけるのではないの?

と思われがちですが、日本のファンドの中にはレバレッジをかけずに下落リスクを極力減らしながら、着実に10%程度の利回りを上げ続けているファンドも存在しているのです。

また海外のヘッジファンドは最低投資金額が1億円以上と閾値が高いですが、日本のヘッジファンドは1000万円からと閾値は若干低くなっています。

また私も最初に出資した金額は500万円だったので、運用に満足したら増資することを条件に1000万円未満でも投資を受け入れてくれる可能性もあります。

本格的なバリュー株投資を実践し、安定した利回りを上げ続けている私の信頼するファンドについては以下に纏めておりますので、興味のある方は実際にあって運用手法や過去成績について直接聞いてみるのがよいでしょう!

 

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