2000万円~4000万円のおすすめ資産運用

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30代の半ばから40代前半くらいとなって、今まで必死に働いてお金を貯め続けた結果纏まった金額が出来ていたという方は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。

正直富裕層といわれる金融資産1億円以上の方とは違い、1からこれだけの資産を労働によって蓄えるのは並大抵の苦労ではありません。

昔カイジで利根川が言っていたことを思い出します。

「小さい頃から学歴社会を勝ち抜き、大手企業にやっとの思いで就活して、更に何十年も働いて蓄えられる金額。それが2千万だ。お前らみたいな負け組が、この大金を手にする為には、もう命をかけるしかない。」

まさに、非常に重いお金だと思います。

然し同時にきづくはずです、これから子供の養育費が嵩むことを考えると、いくら給料が上がるとしても60歳時点で、その後に必要となる1億円を蓄えることが難しいことを。( 参照:30代から発生する費用っていくら?)

給与収入に加えて資産運用で資産を殖やさないとと考えたとして、それまで特に資産運用をした経験がない場合、どのように資産運用を行えばいいのか戸惑う方もいらっしゃると思います。

今回はある程度まとまった金額で年10%程度の利回りを追求する資産運用の方法について説明していきたいと思います。

個人で運用をおこなうべきか?

資産運用となると、まずは手軽に始めることが出来る、株式投資とFXでの資産運用を考える人は多いと思います。

ただ、結論としては個人で株式投資・FX投資を行い長期に渡って収益を出し続けるのは、相当な覚悟と才覚が必要となります。

個人での資産運用を長く行っている方なら耐えられるかもしれないのですが、2000万円以上を運用すると10%株価や為替が値下りするだけで200万円の含み損が発生するのです。

数日のうちに数百万円が増減するわけですから、これだけでも日常生活に支障をきたすような精神的苦痛を味わいます。

更に、「戻るはずだ」と損切りが出来なければ、日に日に膨らむ含み損に生活を支配され本業がままならなくなるでしょう。

株の動向が常に気になってしまう状態というのは、投資に慣れていない人にとって、精神衛生上とてもよくないものなのです。

また仮にこのような心理的なストレスを乗り越えることが出来たとしても、株式投資で勝ち続けるというのは能力面でも非常に困難なものです。

株式市場というのは投資に関するプロ中のプロである機関投資家や、個人で数十億円を運用しているような知識ある個人投資家がひしめき合っている戦場です。

彼らは日常のあらゆる時間を株式の分析に宛て、十分な情報をもとに売り買いの判断を下します。

個人投資家として株式市場で勝ち続けるというのは、このような金融に関して秀でたプロ達が凌ぎを削っている世界に一人で参入し、彼らの発見していない優良な株を独自に発見して、適切なタイミングで売り買いをするということ。

これを成し遂げるためには、相当な経験と才能が必要です。

また、FX投資を行う際には、これらプロの存在の他に、市場全体としての「儲けやすさ」という点にも注意する必要があります。

株式投資は基本的に資本主義が継続する限りにおいて、全体的な株価は上昇していくはずですのでゼロサムゲームではありませんが、FXはゼロサムゲームなのです。(基本的にはビッドオファーが存在するので胴元である証券会社の取り分を考慮すると期待値はマイナス)

更にFXは私の総合商社時代の為替トレーダーの経験から、個人でFXという為替トレーディングを行うことは全くおすすめできません。

為替市場では資金力を有している投機筋が買いや売りを仕掛けることにより大きく動くこと、主なプレーヤーの1つである銀行はオーダーやストップオーダーが並んでいることを知っているという情報優位性があり、個人が行うFXは投資ではなく「博打」の域をでません。

実際上がるか下がるかなので、勝率は50%近辺で落ち着くはずですが、日本のFX投資家の勝率は2016年度38%、2017年度41%と燦燦たる結果となってしまっています。

 

結論としては、個人での資産運用の経験がないのであれば、勉強として数百万円規模で個別株投資を行ってみるこというのは選択肢としてありますが、資産の大部分を個人で運用を行うということは心理面及び安定した利回りといった点からも、おすすめできません。

 

実際、私の周りでも自分で投資をしている人のほとんどが、どこかのタイミングで痛い目をみています。(ビギナーズラックで最初は勝てたりもしますが)

中途半端に投資の世界に足を突っ込むのは、想像以上に無謀なことなのです。

不動産投資を行うべきか?

さて、資産を運用するにあたって次にメジャーな選択肢となるのが不動産投資でしょう。

2000万円から4000万円の資産であれば、借金をしないのであれば都内のワンルームマンションを購入することが出来ますが、月10万円程度の家賃収入に管理費用や空室リスク、修繕費諸々を加味すると年5%いくかいかないかの利回りを得ることしかできず、60歳までに資産1億円を達成するのは難しいと言えます。

また2017年—2018年にかけて不動産市況は明らかにプチバブルの状態であり、今から参入するのは物件価格の低下リスクもあり予想以上に危険だと言えます。

実際に私の大学同期の大手M不動産の友人は2017年末現在高値で、新規の不動産購入を控えているといっております。その道の大手が言ってるのですから、今不動産は高値圏にあるといっても過言ではないでしょう。

大きく儲けるためには、一戸建てのマンションの購入が考えられますが、購入費用は1.5億円から2億円となるため、多額の負債を背負うこととなります。そもそもそれほど多額の資金を銀行が貸してくれるのかという問題も発生します。

住宅市況が高騰している現時点で多額の負債を背負い、ワンルームマンションの時と比にならない労力を使いながら、空室リスク、住人からのクレーム等々、様々な対応をサラリーマンとして働きながらこなすのは精神的にも肉体的にも非常に大変なのが実態です。

また株式市場と同じでプロでないといい物件を見つけることが出来ませんが、不動産を投資家の為に選んでくれるプロはおらず、物件選定という面からみても簡単には儲からないのが不動産投資の現状なのです。

不動産購入については、現段階では住宅用不動産の購入に限定した方がよいでしょう。

プロに運用を任せる

さてここまで株式やFX、また不動産投資を個人で行うことの無謀さについて触れてきましたが、個人で行わない場合はどのような選択肢がありえるかと言うと、「プロに運用を任せる」というものです。

プロに任せると聞いて、皆さんがまず思い浮かべるのは投資信託でしょうか。ただし、投資信託というのは、実はプロに運用を完全に任せられるものではありません。

投資信託の危険性

投資信託がなぜプロに運用を任せることにならないのかと言うと、そもそも無数にある投資信託の中からどの投資信託に投資するのかを個人が選ばないといけないからです。

 

その選択した分野の枠の中で投資信託のファンドマネージャーは運用を任されるため、その分野の市況自体が悪い場合は、投資信託の価格もいやおう無しに下落します。

ですので、実際のところ個人が自分の判断で投資しているのと本質的には変わらないという問題があるのです。

また投資信託は資産総額について手数料を要求されるため、例え運用がマイナス20%であったとしても手数料は発生し続けます。

 

このような報酬体系ですので、投資信託を組成する側としては、運用利回りを追求するインセンティブより、より多くの資金をファンドに集めるインセンティブが優先されます。結果として、儲かる商品ではなくキャッチーな商品が生まれてしまうのです。

 

更に人材という観点からも、日本の投資信託のサラリーマンが運用しており決して金融マーケットで生き残ってきたプロが運用しているとはいえまぜん。

 

そもそも投資信託には株式保有起源に制限がついていたり、資金を全て投資しなくてはならないというルールがある為、ファンドマネージャーの裁量が限定されています。

 

また、これは自分も経験があるのですが、日経平均連動や原油価格連動の投資信託を購入しても、指数の利回りよりも全然低い結果しかでない、ということは多々あります。

 

総じて、投資信託には見落としがちの罠が多く、投資信託で資産を運用するというのは実のところ得策であるとはいえないのです。

【参照】
投資信託購入のリスクを徹底解説

私募ファンド(ヘッジファンド)への投資

さて前置きが長くなってしまいましたが、詰まるところ個人として投資に時間を割くことのできない我々のような人が運用する際にどのような方法が一番確実なのかと言うと、優秀なファンドマネージャーが運用している私募ファンド等に預け入れるという方法です。

世の中ではあまり認知されていませんが、投資信託等とは違う、プロの中のプロともいえるファンドマネージャーが運用する投資ファンド(ヘッジファンド)が存在します。

これらのファンドは大抵の場合、預け入れ額に数千万円という最低ラインが引かれているため一般人には敷居の高いものとなっていますが、欧米や日本の一部の富裕層はヘッジファンドを起用して年々資産を増やしていっている事実があります。

ヘッジファンドは投資信託と違い、ファンドマネージャーの裁量によって、絶対収益を確保することを目指している為、市況の悪さを言い訳にすることはありません。

 

また、ヘッジファンドマネージャーは東大や京大、または海外の一流大学を卒業し、外資系金融機関で実践をつんだ鳴り物入りのプロ集団が殆どであり、良い運用利回りが出ないと充分な給料を稼ぐことが出来ないという立場の為、死に物狂いで収益を追求していきます。

また彼らは自分のファンドに自己資産を投入しているケースも多く、まさに運用者と投資家が運命共同体として存在します。

実際、2000万円ー4000万円といった、まとまった投資用の資金があるのであれば、こうした優れた私募のファンドに預けいれてあとは長期間放置しておくのが、最も賢明な方法と言えるでしょう。

 

私募のファンドについては投資信託等と違い世の中に情報も多く出回っていないため、自ら問い合わせをして能動的に投資を依頼していく必要があります。私の個人的におすすめの投資先については以下にまとめていますので参考にして頂ければと思います。

 

分散投資はどれくらい必要?

さて、富裕層の多くは自分の資金を一つのファンドで運用していることが多いのですが、「同じ籠に全ての果実をいれるな」という格言がある通り、分散投資は必須です。

 

しかしながらヘッジファンドに資産を預け入れる場合、そもそもそのファンド自体が独自に分散投資を行っているので、預け入れる側の個人は更に余分な分散投資を多く行う必要性はありません。

一つか二つだけ自分に合うファンドをみつけ、そこに集中的に預け入れるのが良いでしょう。

ヘッジファンドの戦略

さて、最後になりますが、ヘッジファンドは運用手法が多岐に渡ります。(参照:ヘッジファンドとは何者なのか?)

一体、どのような運用手法をとるファンドに預け入れるのが良いのでしょうか?

 

イベントドリブン、マーケットニュートラル等々、ヘッジファンドにも様々な戦略がありますが、大切な2000万円から4000万円の資産を預け入れるのであれば値下りリスクが低く、安定的に10%から20%の利益で回すことを狙っているファンドにすべきです。

一般的に、「アクティビスト的な動きを取り入れたバリュー株投資」を行っているファンドは、非常にお薦めです。

 

そういわれても具体的にイメージができないという方もいると思うので、私が投資している国内ヘッジファンド(BM CAPITAL)を一例に、この投資手法の強みを簡単に説明します。

まず彼らは、バリュー投資といっても単純にPBRでみるのではなく、バランスシートの内容まで詳細に分析して、本当に割安であることを目利きのファンドマネージャーが確認した上で投資を行います。

 

PBRは純資産が時価総額の何倍かという指標で、1倍を下回れば割安であると一般的には言われていますが、売れない商品や、無形固定資産といった価値が怪しいものも資産に分類されるため、内容を精査する必要があるのです。

 

このような十分な精査の上で見つけられた割安な株というのは、1.2万円の現金が入った財布が1万円でデパートで売られているようなものと理解していただければと思います。

詳しい手法を知りたいという方は、私の投資しているBMキャピタルの運用手法について纏めている記事がありますので参考にしてみて下さい。

実際に現金と有価証券の合計額が時価総額を越えている会社などが、市場にはゴロゴロ眠っています。

現在の日本の株式市場はよく分析するとこのような割安銘柄が多く眠っているお宝市場ですので、実は非常にチャンスのあるマーケットなのです。

(参照:日本の株式市場の特徴

然し、このようなバリュー株投資は一つ大きな欠点があります。

そもそもなぜ割安に放置されているか、という点です。

この理由は単純で時価総額が小さい等の理由で、注目されていないからです。例えるならデパートの踊り場の窓裏に販売されていて気付く人が少ないという事象が発生しているわけです。

 

ですので、バリュー株の多くは、まさに全く動かない心電図のように値動きが殆どない状態のものが多いです。このような状態のことを、岩の心電図と呼んだりします。

 

このような理由により個人でバリュー株投資を行っても、下がらない反面、上がらないという事態に陥ってしまい、なかなか満足のいく結果を得ることが出来ません。しかし、これを資金力を有するヘッジファンドが行えば話が違ってきます。

 

彼らは経営に提言出来るだけの株式を保有し、不採算事業の改善策、費用項目にもメスを入れ、時には株式価値を上げるための自社株買いを提言して市場から脚光を浴びるための起爆剤を仕掛けることが出来ます。

こういった株主としての権利を行使しながら能動的に働きかけていく投資戦略を、アクティビスト投資と呼びます。

 

このヘッジファンドは、このような活動を通じて仕込んだ割安銘柄にスポットライトを当て、値上がりしたところで売却をするという手法を繰り返すことで、値下りリスクを最低限にまで抑えた上で、年10%から20%の利益を投資家に還元しています。

バリュー投資という戦法で守備をかためつつ、アクティビスト的に動くことで攻めに転じるというのが彼らの手法です。私は自分の資産のうち40%程をこのような内容の良い運用を行っているヘッジファンドに預け入れています。

(戦略だけでなく、ヘッジファンドマネージャーが東大時代から株式投資を行い実績もあり、外資銀行での経験も積んだぴかぴかの人材であるということを知っているということも理由の一つでありますが。)

新興国投資の可能性

最後の選択肢となりますが、国内のヘッジファンドの他にも、成長著しい新興国である理由により割安に放置されている国の株式に投資をするヘッジファンドも存在しておりこれらも一定の魅力があります。

ポーションの一部を、大きな期待利回りが見込める、このような成長分野に投資するファンドに入れるのもポートフォリオの一環という観点からはおすすめです。

【まとめ】新興国への株式投資で儲ける為に絶対におさえておきたいポイント
新興国への投資の中でも、イラン株への投資が特に熱い理由を解説する。

 

新興国の投資についても、やはり個人で投資するよりもその道のプロに任せるのが最良の選択です。このあたりについては、長くなりますので、また別途細かく解説しようと思います。

おすすめのポートフォリオまとめ

さて、今までの点を総合すると、安定して10%以上の利回りを確保する為におすすめのポートフォリオの一例は、以下となります。(まあ、ほぼほぼ私自身のポートフォリオと一致するような組み合わせになるのですが。)

 

アクティビィスト型バリュー株投資等を行う優れた国内ヘッジファンド  60%
新興国投資で大きなリターンを求める海外ヘッジファンド  25%
株式市場を勉強する為の自己による投資 5%
保険債権や自己の会社の持ち株、キャッシュ等  10%

 

今回紹介したような手法で堅実な実績を上げている私募のファンド(国内ヘッジファンド)に興味のある方は、以下ファンドランキングにて詳細をまとめていますので、良ければ参考にしてみて下さい。

【合わせて読みたい】
ヘッジファンドの特徴と日本のヘッジファンドについて紹介
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